【心療内科Q/A】「大人のADHDです、『郵便物を仕分けるコツ』を教えて下さい」【大人の発達障害】

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

ADHDの特性をお持ちの方の中には

郵便物や重要書類、請求書などの整理や処理に対して

苦手意識をお持ちの方がかなりいらっしゃられます

 

そして、そのことによって、

一緒に暮らされている方と揉めたり、

支払期限に間に合わなかったり、

重要書類を置き忘れたりすることが間々あります。

 

 

今回は、その対処スキルの一つとして

「郵便物仕分けシステム」という方法をご紹介します

 

このような方法を用いることに慣れておらず、

短期的にはいつもより時間が掛かってしまう場合もありますが、

長期的には今よりも楽に郵便物や書類等の整理が出来るようになるでしょう。

 

お互いに納得できるシステムを考えるためにも、

もしご家族や同居されている方がいらっしゃられる場合は、

一緒に設定されたり、手伝ってもらったりされると良いでしょう。

 

 

システムを作るステップは、以下の通り(①→②→③→④→⑤)です

 

 

① 整理を行う場所(=整理センター)を決めましょう:郵便物、請求書、書類は、全てその場所で開封・仕分けをします。かご、書類用トレー、引き出し、箱などを、整理するための「場所」として使うと良いでしょう。

 

 

② 郵便物や請求書などの書類を管理するための「ルール」を決めましょう:例として、「請求書は全て6か月間保管しておくようにする」「請求書はすぐに支払うようにする」といったような内容が挙げられます。

 

 

③ 整理センターを続けていくために必要な道具を揃えましょう:請求書の支払いや手紙を返信する時に、その都度探さなくとも良いように、小切手帳、切手、ペン、電卓、アドレス帳、便箋、封筒、その他必要となる物は、整理センターの傍に置いておくようにしましょう。

 

 

④ 整理センターにある郵便物や請求書等を全てチェックし、「必要なことを行うための時間」を1週間に2~3回は設けるようにしましょう:必要なこととは、具体的には、請求書の支払いをする、電話連絡をする、手続きに行く、手紙の返事を書く、といった事柄が挙げられます。

 

 

⑤「整理を行う時間」を具体的に決めましょう:全ての書類を処理するには十分な時間が取れなさそうな時や、疲れたりしていそうな時は選ばず、その時間として適切な時間やタイミングを選んで下さい。

 

 

 

この「郵便仕分けシステム」を用いることにより、

ご自分の中に浮かぶ「どうしようもない」「思うようにいかない」といった気持ちが和らぎ、

上手く整理が出来ないことに纏わる様々な問題(例:延滞料の支払い、締め切りの見落とし、書類の紛失など)がきっと少なくなっていくことでしょう。

 

 

慣れるまでは大変かもしれませんが、諦めずに、

「きっとこれまでの悩みの解決に繋がるはずだ」と信じて、続けてみて下さい。

 

 

 

このコラムを読まれて、

ご自分の現在のご状況として気になる点がありました方や、

興味・関心を抱かれた方は、

どうぞ当院まで、お気軽にお問い合わせください

 

 

当院では、大人の発達障害(ADHD、自閉スペクトラム症含むをはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、パニック障害、

睡眠障害、自律神経失調症、月経前症候群、統合失調症、強迫性障害など、

皆さまの抱えるこころのお悩みに対して

心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願い致します。

 

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