【心療内科Q/A】「自閉スペクトラム症(ASD)の特性を活かせる仕事を教えて下さい」【大人の発達障害】

A.

医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)です。

 

前回、ADHDの特性をお持ちの方が向いている傾向があるご職業について記載させて頂きました。

今回は、自閉スペクトラム症(以下、ASD)の特性がある方に向いている傾向があるご職業についてご紹介させて頂きます。

 

ASDの特性をお持ちの向いているご職業は、

一言でまとめるならば「スペシャリスト(専門家)」です!

ASDの方は、一つのことに対して、徹底的に掘り下げていく専門家気質(職人気質をお持ちなので、そういったご職業は、まさに「天職」となり得ると言えるでしょう。

 

ですので、以下のような特徴がある職業は向いているかと思われます。

一人で進めることのできる業務

論理的職務(統計、経理、研究職など

予めマニュアルがあるような定型業務

IT関連業務(プログラミングやWEB制作など

アート関連業務(美術・音楽・デザインなど)

職人的・技巧的な業務(農業・歯科技工士など)

 

 

一方で、臨機応変を求められる仕事や、音声(聴覚)のみによる把握・判断を求められるような仕事は不得意である傾向が見られます(ASDの方は、視覚的な能力が優れている方が多いです)。

 

ですので、以下のような業務に就かれている(あるいは検討されている)場合、

周囲からの協力や理解が整っている職場環境であることが望ましいでしょう。

 

環境が目まぐるしく変化する職場で働くような場合

臨機応変な対応や応用力が必要な業務(接客業、サービス業など

対人関係スキルを求められる業務

チームワークを前提とする業務

気配りを必要とする業務(受付業務、秘書業務など

 

ASDをはじめとした発達障害(あるいはその傾向)をお持ちの方は、

ご自身の特性(得意・不得意)をしっかりと把握された上で、

ご本人様と職場の双方にとって有益な、良い関係性が構築できるようなジョブマッチングが、とても重要なポイントとなってくることでしょう。

 

 

当院では、ASDを含めた大人の発達障害をはじめ、

うつ病、躁うつ病、不安障害、適応障害、摂食障害、パニック障害、睡眠障害、自律神経失調症など、皆さまの抱えるこころのお悩みに対して、心身両面からの治療とサポートを行っております。

 

今後とも、医療法人社団ペリカン新宿ペリカンこころクリニック(心療内科、精神科)を宜しくお願いいたします。

 

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