【Q/A】「抑肝散とはどういう漢方ですか?」

当院にご興味下さり、誠にありがとうございます。

 

 

Q:「抑肝散とはどういう漢方ですか?」に、お答えします。

 

 

A:イライラを抑える漢方薬です。

 

 

漢方薬は、「なんとなく体に優しそう」というイメージもあり、とっつきやすいところがメリットかと思います。

どうしても味が苦いのと(これも漢方によりますが)、基本的には粉であることを乗り越えていただけるのであれば、治療の選択肢の1つになると思います。

漢方薬は、保険収載(保険適応されるもの)されているものだけで100種類以上あり、メンタルの領域で有名な漢方もいくつもあります。

 

 

抑肝散は、イライラを抑える漢方薬として非常に有名です。

内科領域では、主に認知症の方のイライラを抑える薬として、副作用が少ないこともあり、頻用されますが、実は本来は「小児のひきつけ」を抑える漢方薬だったりします。

 

 

「肝」とは、東洋医学の「肝」であり、現在の西洋医学の「肝臓」とは異なります。

昔はよく、お酒を飲んだ際に「五臓六腑に染み渡る」と言ったものですが、その「五臓六腑」の1つです。

東洋医学では、人体は「気血水」の3つの要素から成り立つと考えますが、その特に気血を司るのが「肝」です。

「肝気」という言葉があるのですが、気分変動は、この「肝気」が乱れていると捉えます。

つまり、「肝」気を「抑」えることによって、イライラを鎮めましょうというわけです。(なお、余談ですが、「散」は「散剤」の意味で、粉末のことを指します。)

 

 

当院では、広くイライラ時の頓服としてだったり、生理前症候群(PMS)にも処方したりします。

漢方薬にご興味のある方は、診察時にご相談ください。

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